白雪姫


■生きてるだけ?

白雪姫は 森に住む七人の小人たちと暮らす事になりました。

 そして小人たちが山に働きに行っている間 掃除や洗濯や針仕事をしたり ごはんを作ったりして毎日を楽しく過ごしました。

白雪姫 おらんとぉが仕事に行っている間 誰も家に入れちょし。

  あの怖いおきさきにここン知られちもぉからね


と いつも小人たちは言うのでした。

 ところがある日

カガミよカガミよ この世で一番美しいのはだれでぇ?

と おきさきがカガミに聞くと

山を越えたほの向こうに七人の小人の家にいる白雪姫です

と、答えたのです。

なんだとぉ?!! あの猟師 裏切っとぉっちゅうこんけ! よし ほんじゃぁ

 自分で白雪姫を殺そうと考えたおきさきは 物売りのおばあさんに化けると 

毒リンゴを手に七つの山を越えて小人の家に行きました。

 そして窓を叩いて言いました。

美しい娘さんに おくりもんだよ

てッ!なんちゅうきれいなリンゴずら。 おばあさん わりぃね



楽 し む

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