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昔々あるところにお 爺さんとお婆さんが住んでいました。
貧しい暮らしでしたが、仲良く暮らしていました。
ある冬の日、お爺さんが薪を担いで町に売りに出かけました。
ちっとあいっていると雪が降ってきました。
爺 『あれ、やァだよ〜、雪じゃん』
するとバタバタと音がしました。
爺 『何だい?今の音は?』
お爺さんが音のする方に行くと、罠にかかった1羽の鶴がいました。
爺 『かえェぎに。誰でェ?こんつれェのこんをするわ』
そう言ってお爺さんは、鶴を罠から助けてやりました。
鶴はバタバタと羽ばたいて空へ帰って行きました。 |