甲州弁50音辞典  あ行 

■あ行
  ああ〜 / あか〜 / あだ〜 / あな〜 / あわ〜 / いい〜 / いか〜 / いさ〜 / いな〜 / うさ〜 
  うな〜 / ええ〜 / えら〜 / おあ〜 / おさ〜 / おだ〜 / おな〜 / おら〜 

あ行 うな〜

 
うなう 畝を作る。田畑を耕す。

うなんだら だらしがない人、しまりのない人
(例) うなんだらのわけえし(だらしのない若い衆)

うぶう 背負う ⇒おぶう(同義)

うぬ あなた  奈良田方言

うのお 耕す

うまうまっちい いかにも美味しそう
(例) うまうまっちいほっぺ(美味しそうな頬)

うまし 渋柿を取っておいて甘く柔らかく熟させたもの。

うめる 熱い湯に水を入れる
(例) あつけりゃァうめろし(熱いなら水を入れなさい)

うらあ 私は、俺は

うらが 私の家 ⇒おらが(同義)
(例) うらがのうらっかあ(私の家の裏側)

うらげえ 私の家

うらっかあ 裏側
(例) うらがのうらっかあ(私の家の裏側)

うらっかた 家の裏、裏方
(例) うらっかたの家(裏の方の家)

うらっぽ 先端。鋭いものや尖ったものの先端。
(例) 木のうらっぽ(木の先端)

うらら・うらいら 私たち、俺たち

うれえましい うらやましい ⇒うらいましい(同義)

うろ 空洞

うんだあ 私たち
(例) うんだあはいいよ(私たちはいいよ)

うんだり うんざり、がっかり

うんと たくさん
(例) うんといっぺェくりょう(ものすごくたくさんください)

うんま 乳、乳房

うんまける 物を器から器に移す

あ行 うさ〜 あ行 ええ〜

甲州弁50音辞典

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