甲州弁50音辞典  た行 

■た行
  たあ〜 / たた〜 / ちき〜 / ちや〜 / つう〜 / つて〜 / てえ〜 / てこ〜 / とえ〜 / とさ〜
  とは〜 

た行 てこ〜

 
てごっちょにいかん どうしょうにもない
(例) このこんはてごっちょにいかん(この事はどうしょうにもない)

てっ!(でっ!)  (驚きの様子)まあ あら 
(例) てっ!すげえじゃんけ(まあ、すごいですね)

てっくらがり 手の影でよく見えない

てっこみんじ こてんこてん(にやられる)
(例) ほんこにてっこみんじにやっつけた(徹底的にこてんこてんにやっつけた)

でっちもっち どうしたものか悩む様
(例) でっちもっちしていんでやっちめ(悩んでいないでしてしまえ)

でっつく デブ

でっぽおけ 出放題
(例) ゆがでっぽおけ(お湯が出放題)

てっぽおぶち 猟師・狩猟
(例) てっぽおぶちいえべ(狩猟に行こう)

ででっぽっぽ 山鳩

でど 出どころ

でし 是非 ⇒(類義)ぜし/是非
(例) でしみてくりょお(是非見て下さい)

ての(ね)げえ 手ぬぐい
(例) てねげえをくりょお(手ぬぐいをください)

てまい あなた 奈良田方言

てらてらする お世辞たらたら、ご機嫌とる
(例) てらてらしとおってだめ(ご機嫌とってもダメ)

でる 出来る
(例) 洗濯がでる(洗濯が出来る)

てをくう してやられる
(例) じょうぶてをくわれた(すっかりしてやられた)

でん 出ない
(例) 水がでん(水が出ない)

でんきんばしら 電柱

でんぐりがえし 前転
(例) たいくででんぐりがえしをした(体育で前転をした)

てんこ カナヅチ
(例) ほこのてんこかしょお(そこのカナヅチ貸して)

てんだ(ど)う  手伝う
(例) ちっとてんだえし(少しは手伝いなさい)

てんづけ いきなり、しょっぱなから
(例) てんづけよまあれた(いきなり怒られた)

てんで(ん)に それぞれ
(例) てんでにしろばいいじゃん(それぞれですればいい)

てんでんこ お互さま

てんこもり 大盛り ⇒てっこおもり(同義)
(例) てんこもりの飯を食う(大盛りの飯を食う)

てんじく

でんぼおろく 出放題

た行 てえ〜 た行 とえ〜

甲州弁50音辞典

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