甲州弁50音辞典  や行 

■や行
 やあ〜 / やた〜 / ゆい〜 / よう〜 / よつ〜 

や行 よつ〜

 
よっちゃばる  集まる ⇒よっちゃある(同義)
(例) 道端によっちゃばる(道端に集まる)

よっつく 寄り付く
(例) いっさらよっつかん(全然寄り付かない)

よっとくれ 立ち寄ってください

よつっぱ 刃先が4つに分かれている鍬

よてる 得意とする
(例) おんのよてるこたあこれ(俺の得意とすることはこれ)

よどれ 怠けていて悪さばかりしている者

よにこく ひどく程度の低い様

よばある  呼ぶ、招く
(例) でっかいこえでよばある(大きい声で呼ぶ)

よばってる  呼んでいる
(例) あっちでよばってる(あっちで呼んでいる)
よばあれる  ご馳走になる、招待される
(例) 飯をよばあれる(飯をご馳走になる)

よぶり 夜灯りをつけ川で魚を捕って歩くこと

よぼたん 歳とってヨボヨボになった人

よび 山葡萄 ⇒えぶ、えび(同義)

よめえくめる 厳しく叱る

よめえさろお 叱り付ける

よもい 重い
(例) なんちゅうよもいだ(なんという重いのだ)

よもう(よまう)  怒る ⇒よまあれる(怒られる)
(例) よまわねえわからんだか(怒らないとわからないの)

よもてえ 重たい
(例) なんちゅうよもてえだ(何という重たいのだ)

よりあい、よりええ 会合
(例) ばんげよりあいがある(夜会合がある)

よる、よろげる  選り分ける

よろ (花)百合

よろぶ 傾く
(例) 風でよろんだ(風で傾いた)

よわっさく 弱虫、病気がちな人
(例) あのぼかあよわっさくだ(あの子は病気がちだ)

よわりけえる 困り果てる
(例) どうしっかよわりけえってとお(どうしようか困り果てていた)

よわりもん  困ったもの
(例) ありゃあよわりもんじゃんね(あれは困ったものだね)

や行 よう〜 ら行 ら〜

甲州弁50音辞典

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