|
昔々あるところにお 爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山に芝刈りにぶんだして、お婆さんは洗濯をしに川へ行きました。
お婆さんが洗濯してると川の上の方からでっかい桃が流れてきたから、
お婆さんはほりょ〜拾って家へ持って帰(けえ)りました。
婆 『なんちゅうでっかい桃ずらか、なにかへえッてるずらか?』
そういってお婆さんはももを切ってみました。
すると中から男のボコが出てきました。
婆 『てッ!やァだよ〜、おまんは誰でェ?』
そこへお爺さんが帰ってきて。
爺 『お婆さんこりゃァ誰でェ?どこのボコでェ?』
お婆さんは、今日の様子を話しました。
爺 『ほんだけんどこのボコどうしっか?』
婆 『ぶちゃあっちゃあ、かえぎじゃんね
爺 『うちのボコにしてやるけ?』
そうして桃から生まれた『桃太郎』と名付けて育てました。 |