白雪姫


■ねぇってるよぉじゃん

けれど そのリンゴを一口かじるなり白雪姫はバタリと倒れて 

二度と目を開きませんでした。

 白雪姫が死んだ事を知った小人たちは悲しみ せめて美しい白雪姫が

いつでも見られる様にと ガラスのひつぎの中に白雪姫を寝かせて森の中に置きました。

 そしてある日 1人の王子が森で白雪姫のひつぎを見つけたのです。

なんちゅうきれいな姫ずら。まるでねぇってるよぉじゃん
 
王子は思わず ひつぎの中の白雪姫にキスをしました。
 
するとキスしたはずみで 毒リンゴのかけらが白雪姫ののどから飛び出したのです。
 
目を開けた白雪姫は 

あれ おらぁ どこにいるずらか?

と 王子に尋ねました。

ずっとおれと一緒にいるだよ。いいけ姫

 王子と結婚した白雪姫は ずっと幸せに暮らしました。



楽 し む